福泉寺 本堂 福泉寺 水屋
   
福泉寺 永代供養墓   福泉寺 永代供養墓
 <沿革>
 『甲斐国志』によると、開山は保福寺三世の朝山宗暾和尚となっている。『北都留郡誌』によると、慶長三(1598)年五月創立となっており、中世に上野原地方が臨済宗の信化を受け、福泉寺はその道場として建てられ、鎌倉建長寺の末寺であった。しかし、正平年間(1346-1368)に火災のため烏有に帰し、以後無住であったが、延宝年間(1672-1681)に曹洞宗の信化が熾烈を極め、ことに中巨摩方面より郡内地方に名僧が来て宣揚した、保福寺をはじめ、その他曹洞宗寺院の開基や改宗がされ、そのとき福泉寺も保福寺末にしたと伝えられている。

 本尊 千手観世音菩薩

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